日本財団 図書館


河原川の上流は、水がとってもきれいです。へんなにおいもしないし、水もつめたかったです。ここにはアマゴがたくさんいました。アカザ、カワヨシノボリ、カワムツ、アブラハヤなどの魚とサワガニがいました。ウズムシやカゲロウ、カワゲラ、ヘビトンボなどもたくさんいます。
川虫(トビケラ)は魚の大好物で、魚つりのえさになります。河原川は、川の生き物がたくさんいてきれいな川です。アマゴが取れるのでぼくの大好きな川です。「昔はもっときれいだった。」とおじいさんが言っていました。
河原川下流(学校川)では、ウズムシ、サワガニ、カワゲラ、トビケラ、ヒラタカゲロウ、ヘビトンボの6種類の「きれいな水」にすむ生き物をつかまえました。この中では、ヒラタカゲロウが一番たくさんいました。
カワニナも大きいのから小さいのまでたくさんいたし、ゲンジボタルの幼虫も2匹見つけることができました。
ヒラタドロムシという「少しよごれた水」にすむ生き物もいました。川の石にへばりついています。でも、全体的にみると「きれいな水」という結果になりました。

 

薬をつかった検査でも「きれいな水」となってよかったです。岡崎保健所の人の調べでは、PH値−7で中性、COD値も「よごれがなくきれい」という結果でした。
雨山川下流ではオイカワ、カワムツ、アブラハヤ、ヨシノボリをつかまえました。サワガニ、ヒラタカゲロウ、ヘビトンボ、トビケラもいました。「少しよごれた水」にすむヒラタドロムシもたくさんいました。工事で川がよごれたからかなあと思いました。
カワニナだらけというほどカワニナがたくさんいました。ぼくたちが保育園のころは、ホタルがものすごくたくさんいたけど、川の工事をしてから少なくなりました。また、たくさんのホタルが飛ぶようになるといいです。
雨山ダムの下では、川の底もコンクリートになっていて、青いモがいっぱいはっていました。アブラハヤやヨシノボリはたくさんいましたが、虫では、トビケラとカゲロウの2種類しかいませんでした。

 

大代の大明神川の下流では、石をひっくり返しても、川の虫が全然見当たりませんでした。水も生ぬるくて、にごっていました。ぼくたちは、「どうして虫がいないのかなあ。ここの川じゃあすみにくいのかなあ。」と思いました。
山のさわ水が川にはいる所があって、水をさわってみるととても冷たくて、そこには、サワガニやカゲロウがちゃんといました。大代の川には川の虫がいないかと思ったけど、ちゃんと虫がすんでいてよかったです。
大代の上流には、フナとドジョウがいました。ここまでくるとサワガニもいたし、川の中にはカワニナがものすごくたくさんすんでいます。
大代の川は、下流はきたないけど上流はきれいだとわかりました。きたない所は、白っぽいあわがありました。川の水もにごっていて、工業用地のため池の下あたりからよごれているみたいでした。ぼくたちは、どうしたら大代の川をきれいにできるかなあと思いました。
3つの川が合流する場所では、アユ、ヨシノボリやざっこもたくさんいました。サワガ

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION